*チベットとダライ・ラマ*アーカイブ

100429_barry1.jpg4月29日(木・祝)、代々木のアンダー・ザ・ライト ヨガスクールで、チベット仏教僧Dr.バリー・カーズィンによる講演と瞑想実践会、「瞑想とは何か? 」がありました。

会場は満員で、開始時間が押してしまったほど。
これほどチベット仏教や瞑想に関心が高まっているというのも驚きです。

わかりやすくユーモアのあるお話で、瞑想をする意味について学びながら、呼吸に集中する瞑想や、慈悲の瞑想も実践しました。


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瞑想とは生き方であり、慈悲の心を育てるトレーニング。
心がフレッシュな朝などに、短くてもいいから毎日続けることが大切だそう。

Dr.バリーのあたたかい人柄に触れ、優しさに満たされたワークショップとなりました。

デプン・ロセルリン学堂のリンポチェより、薬師如来の灌頂を授かりました。
ポタラカレッジ:大阿闍梨チャンパ・リンポチェ師によるチベット密教の伝授

灌頂を受けるのは初めて。それも、結縁灌頂や許可灌頂ではなく、所作タントラの完全な灌頂です。

灌頂を受けると、自分を薬師如来として観想することが許されるのです。
仏教では普通、慢心を起こすことはよくないことですが、密教では敢えて、自分が仏であるという慢を起こす。欲や慢を表わす仏もいるほどです。面白いことですね。

今回は無上瑜伽タントラの灌頂を受けるチャンスもあり、順番に受けなければいけないわけでもないようだったのですが、真言宗での得度もまだなので、今回は見送ることにしました。

先日マイスピというサイトの取材を受け、
「ダライ・ラマって何者なの? 」という連載記事が掲載されました。

『スピ野郎・マサムネ君』という4コマ漫画です。
私も出ているのですが、漫画家の菅原県さんがだいぶ可愛く描いてくれました。
自分が漫画になってキャラクターと一緒にいるというのは、なんだか不思議ですね。

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ダライ・ラマって何者なの? その1[スピ野郎・マサムネ君 第5回]

ダライ・ラマって何者なの? その2[スピ野郎・マサムネ君 第6回]

1002_drepung1.jpg2月の終わり、文殊師利大乗仏教会(MMBA)の皆さんとともに、南インドのデプン・ゴマン学堂を訪ねてきました。

カルナータカ州、ムンドゴッドのチベット人居住区。
バンガロールから飛行機で1時間のフブリの街から、さらに車で1時間ほど。
そこにチベット仏教ゲルク派の中心的寺院、デプン寺とガンデン寺があります。
チベットにあった寺は破壊され、亡命僧侶によってこの地に復興されているのです。

3,000人のお坊さんが暮らすお寺の街。
行き交う人はほとんどが赤い法衣のチベット仏教僧。
高野山のチベット版といったおもむきです。

デプン寺の朝は、僧侶たちが経典を暗唱する声と、にぎやかな鳥の声ではじまります。
通りの方ではミルクやパンを売りに来るインド人の声も。

インドの食事といえば普通は3食カレーですが、ここではご飯やチベットの平たいパンに、野菜中心のおかずをいただきます。

今回滞在したのはデプン寺の中のゴマン学堂のゲストハウスですが、デプン寺にはポタラカレッジのラマたちの出身であるロセルリン学堂もあります。

チベットのお寺では、本堂にダライ・ラマ法王の玉座があり、等身大?のパネルが坐っています。建物の最上階には法王専用の部屋があり、いつでも宿泊できるようになっています。

1002_drepung2.jpgチベット人たちは2月14日にロサル(旧正月)を迎えたばかり。ガンデン寺では神変大祈願祭の法要が行われていました。

すぐ近くのサキャ寺では、サキャ派の若い僧侶たちが朝から1日かけて砂曼荼羅を作る様子も見ることができました。

短い滞在の間に、ガンデン座主やゴマン学堂長、前学堂長ケンスル・リンポチェ、まだ若い転生ラマのクンデリン・リンポチェなど、多くのラマとお会いすることができ、とても貴重な機会を得ることができました。
授けていただいたスンドゥ(お守り紐)や数珠、お線香などのお土産で帰りのバッグはいっぱいに。

インドの街の喧騒から遠く、静かで落ち着いた街。
前回のデリー〜バラナシとは全く違ったインド・仏教の旅となりました。

体に優しいごはんとお坊さんたちの祈りで、
心も体も浄化された4日間でした。

#
広島の龍蔵院には、デプン・ゴマン学堂日本別院があり、チベットのお坊さんたちが本物のチベット仏教を伝えています。

091101_dalailama.jpg11月1日朝、ダライ・ラマ法王日本代表部事務局から、とあるホテルへ呼ばれました。
講演のために来日中のダライ・ラマ法王から、謁見の機会を賜ることができるというのです。

知らせを受けたのは3日前。
謁見のお作法など何も分からない私は、何の準備もせず、やや緊張してホテルへ向かいました。
理由は告げられませんでしたが、思えばもう3年も、東京事務所のために翻訳ボランティアをしていたのでした。

控え室に集まったのは、私の他、事務所の手足となってご奉仕されてきた功労者の皆様5名(と小さな坊や)。他の方からお分けいただいたカタ(白いスカーフ)を捧げ持ち、皆様とともに、法王様のご登場を待ちます。

エレベーターの戸が開く音がし、これまでスピーカーを通して親しんできた、低く響く法王様の声がすぐ側で聞こえると、皆の間に緊張が走ります。
部屋に入ってこられると、一人一人の合わせた手を包むようにして、「Thankyou, Thankyou,」と声をお掛けくださる法王様。すぐに坊やに気づいて相好を崩され、優しい笑い声をお立てになります。
記念撮影の後は、ご自分の袋から飴ちゃんを取り出して坊やにあげるという一幕も。。

ただ一言「トゥク・ジェ・チェ(ありがとうございます)」と申し上げるのがせいいっぱい。
あっというまの出来事でしたが、法王様の暖かいお人柄を間近に感じることのできたひと時でした。

お土産に、赤いスンドゥを巻いたチベットのお薬二種類を賜りました。法王様とチベットの僧侶たちが、「オン・マニ・ペメ・フーム」のマントラを唱えて加持したという、マニ・リルプというありがたい万能薬。お守りにしても良いのだとか。

この日は皆さん謁見のために、カタやプレゼント、サインをいただく写真やご著書、カメラなどをお持ちで、なるほどと、手ぶらで来てしまったことを反省。。
きっとまたお目にかかれる日がくると、次回への楽しみを残したのでした。

The Way of the Bodhisattva: Revised Edition (Shambhala Classics)

2009年6月23日〜25日の3日間、バリー・カーズィン博士による『入菩薩行論』研修会に行ってきました。

バリー博士にお会いするのは今年2回目。とても優しくてユーモアのある方です。
アメリカ人医師でありながら、チベット仏教僧として仏教を深く学んでおり、西洋的視点から論理的に分かりやすく説いてくれます。

『入菩薩行論(Bodhicharyavatara)』は、8世紀、ナーランダ僧院のシャーンティデーヴァ(寂天)が著したものです。ダライ・ラマ法王はチベットから亡命する夜、わずかな物しか持ち出せない中、この本を手に取りました。以来、どこへ行くにもこの本を携えて行くといいます。

ダライ・ラマ法王の側で20年間チベット仏教を学んだバリー博士から、その内容をそのまま我々に伝授(transmission)いただけるというのです。
密教ではやはり"師資相承"ということを重視しますから、その系譜の末席に連なることができるというのは、本当にありがたいことなのです。

『入菩薩行論』を学んで実践することで、今世で悟りを得られなかったとしても、来世もまた人間に生まれて修行を進めることができる、いわばセーフティネットになるのだとか。

今回は第5章から第6章を解説いただきました。
内容は、主に身体への執着を離れることについて。そして、我々の見ている現実は真実ではない、ということ。
やはり、"一切唯心造"ということは、心の問題を考える上で常にテーマになってきますね。

講義の始めにはシャマタ瞑想を行い、終わりにはチベットの慈悲の瞑想であるトンレン瞑想をご指導いただきました。
チベット密教でも、真言宗と同様、法界定印は右手が上ですが、博士も理由はわからないとのこと。合わせた親指の先は上に向け、小さな火をイメージするのだそう。トゥモの瞑想で、ナーディを上るルン(風)のエネルギーになるそうです。

今回も、学ぶことの多い3日間でした。
「対人援助者向けワークショップ」や「四国巡礼 with バリー博士」も参加したかったんですが。。
また秋に来日されるとのことなので、次の機会を待つことといたしましょう。

090507_tibet3.jpg新宿の常円寺での「チベット・スピリチュアル・フェスティバル2009」が無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
私も、チベットの民族衣装チュパを身につけ、会場でお手伝いをしておりました。

こぢんまりとした会場ではありましたが、チベット文化に触れられた濃密な5日間でした。
今回はタシルンポ僧院から、チベット仏教最高の学位であるゲシェーの称号を持つカーチェン・ロサン・シェーラプ師をはじめ、9名の僧侶が来日しました。
若いお坊様も多く、皆様とても優しくてフレンドリー(常圓寺のお坊様達も!)。来場者の皆様も、チベットと仏教文化に親しみ、理解を深めていただけたのではないでしょうか。

090507_tibet1.jpgゲシェラ("ラ"は敬称)による瞑想指導や法話も連日満員御礼。
華やかな衣装の仮面舞踏や、荘厳な声明、お清めの儀式等、日本ではなかなか見ることのできないチベット仏教の伝統文化もたくさん見ることができました。
お坊様達は仏教の教えの実践のみならず、様々な芸術や学問も修行の一貫として身につけているのです。寺院というのは、文化の中心なのだなと改めて感じさせられます。

そしてなんといっても、注目を集めていたのが砂曼荼羅。お坊様達が、色を付けた砂を慎重に一粒一粒落とし、美しい曼荼羅を作っていきます。その複雑な図案は、完璧に頭の中に入っているのです。制作のはじめから破壇にまで立ち会い、最後にはそのお砂も一人一人にわけていただけるという、またとない機会でした。
長い時間をかけて作り上げた曼荼羅を壊してしまうことは、世の無常を表わしているのです。破壊されて砂の山になっていく砂曼荼羅を目にして、涙があふれる人の姿も。。(私も。。)

090507_tibet4.jpgスタッフはイベントの終わりにゲシェラから一人一人白いカタを掛けていただき、感激の最終夜となりました。お坊様達からお香やお守りまで手渡していただいて、本当に素敵な思い出です。

最後に、Candle JUNEさんの灯すキャンドルを囲み、お坊様達の声明に包まれながら、チベットの平和を祈ったのでした。

#
そしてお坊様達は、長野、札幌、愛媛を巡る全国ツアーへと旅立っていかれました。。電車で。お近くの方はぜひ!

ゴールデンウィーク、新宿にチベットがやってきます!

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チベット・スピリチュアル・フェスティバル2009
期間:2009年5月1日(金)〜5日(火)
◆会場:常圓寺(東京都新宿区)
◆会費 : 通し券 5,000円/一日券 1,500円

私が翻訳ボランティアとしてお手伝いさせてもらっているダライ・ラマ法王日本代表部事務所の主催で、ゴールデンウィークの5日間、チベット・スピリチュアル・フェスティバルが開催されます。
場所は新宿駅から徒歩5分の常圓寺。小田急ハルクの先です。
当日券も十分あるようなので、お気軽に出かけてみてください!

今年はタシルンポ僧院から、9名の僧侶をお呼びしているそうです。
チベットのタシルンポ僧院は、ダライ・ラマ法王に次ぐ精神的指導者パンチェン・ラマ師の寺院であり、重要な仏教文化の中心です。現在はインドのダラムサラに再建され、伝統を守っています。

日本ではめったにみられない砂曼荼羅を制作段階から見ることができたり、伝統的な仮面舞踏や、チベット人が作る本格的なバター茶を楽しむことができます。(食べ物は出ないようなので、おやつはご持参を。。)タシルンポ寺グッズの販売もあります。

砂曼荼羅は完成したら最後に壊してしまうのですが、最終日にはその砂を隅田川に流す儀式を見学することもできるそうです!

5月5日(火)砂曼荼羅の砂を隅田川に流す儀式&キャンドルナイトのご案内


当日は、私もどこかでチベットの民族衣装を着てお手伝いしているかもしれません〜。

アメリカ人医師でありながら、チベット仏教僧として修行を続けるバリー・カーズィン博士
この度来日し、「チベット仏教から学ぶ生き方の智慧 --『危機とコンパッション』--
〜危機のときほど、他者に対する慈悲(コンパッション)を持つことで自身の幸福が生まれる〜」と題した講演が行われました。

バリー博士はとてもお茶目で暖かい方です。難しくなりがちな仏教哲学を、科学者らしく論理的に、分かりやすく順序立ててお話くださいました。

「危機」とは、私たちが陥る怒りや悲しみ。そんな時、私たちは視野が狭まり、閉じこもってしまいがち。いかにして心を開き、広い視野を持てるようにするか?

深い苦しみは、私たちが現実を正しく見ることができず、見かけと真実の間にギャップがあることから起こるもの。

「コンパッション」は仏教的には"慈悲"と訳されますが、これこそが、そのギャップを埋め、真実に近づき、苦しみを取り除くための智慧だとバリー博士はいいます。

コンパッションは、親が子を愛するような生物として当然のものから、見知らぬ人への愛、そしてさらには自分の敵に対するものまで、段階的に拡げていくことができます。
もちろん、一朝一夕にできるものではなく、オリンピック選手が日々トレーニングを積んで金メダルを手にするように、常に修練しなければなりません。

まずは、他の人がしてくれた親切を思い出す。相手の意図しない、結果として自分の助けになったようなことまで想いを馳せます。そして、仏教的輪廻転生の考えにより、他人も前世では自分の母親だったかもしれないと考える。さらには、自分を傷つけようとする敵でさえも、自分が成長するきっかけとなり、意図せず自分の教師となってくれていると考える。

そんな風に想いを巡らせるだけでも、その間は自分の悩みから離れることができます。

自分の怒りや苦しみを抑圧するのではなく、しっかりと向き合う。そしてコンパッションによって、歪んだ見せ掛けの世界から、真実に近づいていく。
近道はないけれど、心を訓練することで、苦しみから離れ、幸せになれるのだと教えられました。

バリー博士は6月〜7月にも再来日し、『入菩薩行論』研修会などを行ってくださるようです。
今回は研修には参加できなかったので、次回を楽しみに待つことにします。

090119_jyako.gif日本で暮らすチベット人が、どうしても食べられないものがあるといいます。
納豆や漬け物ではありません。
それは、煮干しやちりめんじゃこのような小魚。

チベット人は仏教をとても深く信仰していて、輪廻についての考えが定着しています。
この小魚も、前世では自分のお母さんだったかもしれない。来世では自分の友達になるかもしれない。。

大きくても小さくても、命一つの価値は同じ。
大きな動物をみんなで分けて食べることよりも、ひとりでたくさんの小魚を食べることに抵抗があるのだそうです。


だから、中国人のことも本当に兄弟だと思っていて、憎んではいない。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表のラクパ・ツォコさんから聞いたお話です。


#ちなみに、xian氏はじゃこをみるといつも「ジェノサイド。。」とつぶやいています。食べてますけど。

台湾のブラック・メタルバンドChthoniCがダライ・ラマ法王に謁見、という記事を翻訳しました。
(記事リンクは後日)
台湾でフリーチベットコンサートを行うので、法王の支持を得たいとの内容。

「ChthoniC」はカタカナで「ソニック」、中国語では「閃靈」。見た目はベタなビジュアル系メタルバンドですが、編成がユニークで、二胡奏者がいたり、ベースが美人女性だったりします(いやマジにカワイイDorisちゃん)。メイクもよく見ると京劇っぽい?

公式サイトhttp://www.chthonic.org/
日本語サイトhttp://www.howling-bull.co.jp/bands/bands_000014.html

法王との記念写真ではボーカルのフレディがカタを首に掛け、思いっきり素顔の好青年姿で映っています。

台湾語と北京語で歌っており、内容は台湾の歴史に根付いたものだそう。抗日蜂起をテーマにした曲もあるようです。メタルは聞き慣れないんですが。。歌詞はちょっと読んでみたいですね。

サイディク・バレイ(DVD付)
こちら最新アルバム
サイディク・バレイ(DVD付)
試聴もできます。


Pandemonium: The Best of Chthonic


熊谷 惠雲 (vivian)
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