Jasmin嬢を伴って、「第一回密教の旅」をしてきました!
(写真は後日。。)
もう10回以上来ている高野山。
ですが、人をちゃんと案内して回るのはこれが初めて。
高野山を好きになってもらえるよう、ポイントを抑えたコースを設定してみました。
昼過ぎにケーブルカーで高野山駅へ着くと、まず入り口となる女人堂をたずね、女人禁制が解かれた現代に感謝しつつ、師僧の寺、真田坊蓮華定院へ。
寺務所のみなさんにごあいさつしたら、荷物をおいて、高野山随一のおしゃれカフェ、梵恩舎へ向かいます。
途中、得度のときにお世話になった尼僧先生に出会ったり、梵恩舎では無量光院のスイス人僧侶クルトさんや、「タイシー胃腸薬」の看板が目を引く老舗薬局の息子さんに話しかけてもらったり。。
早速お山の縁を感じながら、おいしいベジランチとケーキセットで腹ごしらえを済ませたら、近くのお気に入りスポット、摩尼塔へ。ビルマのB級っぽいアイテムやアトラクション(プチ胎内めぐり)を楽しんでウォーミングアップしたら、徒歩で奥の院へ。
一の橋から奥の院エリアに入ると、とたんに空気が変わるのを感じます。大きな古木に囲まれた、静かで涼しい森。
途中、日本全国の武将たちの墓を見つけながら、奥へと進んでいきます。歴女憧れの地ですね。何度も来ているのに、そのたびにあたらしい発見がある。終わりがないのではと思うころ、ようやくお大師さんのいる奥の院が見えてきます。
前回お知り合いになった奥の院の職員さんを見かけましたが、忙しそうなので声を掛けずに過ぎる。またすぐ来ますからね。
奥の院では、弘法大師空海さんが今も禅定を続けているといわれています。
今もお大師さんの心が生きている、と解するのが普通ではありますが、
真実を知るのは、衣を代えるお世話係の僧侶だけ。。
不思議な言い伝えがたくさんあるのも、高野山の魅力です。
奥の院の手前には、みろく石という、片手で持ち上げれば願いがかなうという石があります。我々が苦労していると、後から来たおじさんがだまってお手本を見せてくれます。なるほど!と、コツをつかんでJasminが再挑戦。みごと石を持ち上げることができました。
高野山ではみろく石の名をとった銘菓が定番のお土産になっています。
休憩所で釜からセルフサービスのお茶をいただき、蓮華定院でもらった餡麩でおやつタイム。
このお茶がなんだかとってもおいしいのです。
帰りは大企業の変わったお墓を見ながら中の橋に出ると、こんどはバスで真反対にある、高野山真言宗の総本山金剛峰寺へ向かいます。
お寺の中を見学し、ここでもお茶とお菓子の接待を受けます。宿坊に帰れば、お茶とみろく石饅頭があるはず。。高野山では、おやつには事欠かないのです。
根本大塔を見たら、三鈷の松の下でまた伝説をひとつ。空海さんが唐から投げた三鈷杵が、この松にひっかかったと言われているのです。
だから、四葉のクローバーならぬ三つ葉の松を見つければラッキーだよ!などと言っていたら、なんとJasminがすぐに見つけてしまいました。幸先よいですね。
霊宝館を駆け足で見て回り、17時半の夕勤行に間に合うように宿坊へ帰ります。
急いで衣体(衣と袈裟)をつけて本堂へ。Jasminは他の宿泊客と共に、私は3ヶ月ぶりの内陣で陀羅尼を唱え、上綱さん(住職)の指導で阿字観瞑想。我々二人とも、ちょっと疲れてうとうとしてしまいました。。
上綱さんのご法話のあとは、豪華な精進料理。その間も、上綱さんのお母様が高野山の歴史をお話くださいます。お母様は90歳を超えていますが、若いころから英語が堪能な才女で、お肌もつやつやです。
翌朝はまた衣体をつけて、本堂の勤行へ。朝は理趣経を読み、回向をいたします。
上綱さんのお話の後は、軽い朝食。旅館のようにやたらに重くないのがありがたいです。
この日は午前中から熊野へ移動するため、寺務所でおすすめスポットなど聞いたら、早々に暇乞い。名残惜しく何度も振り返りながら、蓮華定院を後にします。
バスの時間まで波切不動さんや徳川霊台を見学。ここでも個性的な受付のおじさんに親切にいろいろ教えてもらい、再会を約してバス停に向かいます。
バス旅に備えて高野山のコンビニ、ココストアへ行くと、なぜか昨日会ったばかりの尼僧先生、みろく石のおじさん、無量光院のクルトさんに一度に再会。高野山は狭いとはいえ、この遭遇率はすごい。。
訪れるたびに縁が深まるの感じる高野山。
お大師さんのお手回し、というのだそうです。
次回は熊野編。
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