江戸中期の臨済宗の名僧、白隠慧鶴禅師。
書画も達者で、達磨図などの味のある禅画も多数残しています。
その著書『夜船閑話』は、公案工夫(禅問答)をしすぎて、いわゆる禅病(ノイローゼになり、のぼせ、手足の冷え、耳鳴り等がおこる)にかかった者のための健康法を説いたものです。
自らも禅病に悩んだ白隠が、京都の白川に仙人白幽子を訪ね教えを請う、という物語の体裁をとっています。
『夜船閑話』では「内観法」と「軟蘇の法」の二つが説かれているのですが、禅の修行者だけでなく、現代人の心の病にも大いに効果が期待できそうです。
健康法という観点でいろいろな解説書がでていますが、原文にふれるなら、詳しい注と現代語訳のついた伊豆山 格堂著『白隠禅師・夜船閑話』がおすすめです。
【内観法】
しばらくは公案工夫をやめ、まずは熟睡して目覚めること。
横になって目を閉じる前に、足をしっかり伸ばし、気を臍の下の丹田から腰、脚、足裏に集中させる。
次の三句(異本では四句)を念ずる。(答えを考えるのではなく、集中する。)
- 我が此の気海丹田、腰脚足心、総に是れ我が本来の面目、面目何の鼻孔かある。
- (我が此の気海丹田、総に是れ我が本文の家郷、家郷何の消息かある。)
- 我が此の気海丹田、総に是れ我が唯心の浄土、浄土何の荘厳かある。
- 我が此の気海丹田、総に是れ我が己身の弥陀、弥陀何の法をか説く。
早くて、5~7日、遅くても2〜3週間で効果が現れるとのこと。
眠る前に少し集中するだけですから、毎日続けられそうですね。
私ははじめこの内観法を、成瀬貴良先生からシャバ・アーサナ(ヨーガのポーズの終わりに横たわる、死体のポーズ)の際に教えていただきました。
実はこの「内観法」、『夜船閑話』の序文に書かれているだけなのです。
後編では、本文に書かれたもう一つの「軟蘇の法」をご紹介します。



ものすごくお久しぶり、モダダンで一緒だったリエ94です。
ときどきMixi経由でブログ拝読してますが、最近読んだ本とか考えてることとか、ときどき被るなーと思っていた今日この頃。
軟酥の法と内観の秘法は、私も最近知って(別の本で読みました)実践中。元々よく眠れるんだけど、麻酔かけたみたいに(?)ふかーく眠れるようになったよ。
ああ、もっと早く知っていればMJに教えてあげたのに…。
また遊びきます。
リエさん!
モダダンではほんとにお世話になりました。
そうですか〜。
私は不眠症なので、寝る前はなるべく瞑想をして気持ちを鎮めるように努めています。
久々にお会いしたいですねー。