前回の阿字観でも書きましたが、日本に最初にヨガを伝えたのは空海だと言われています。ですが、それについての資料や研究書はあまりなく、はっきりしたことはわかっていないようです。
『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』という経典もあり、高野山にヨガの思想が伝わっていることは間違いないのですが、空海さんも一般に「ヨガ」と認識されているアーサナ(ポーズ)を行っていたのでしょうか。。?
この問題に取り組んでいるのが、『空海とヨガ密教』です。
著者の主張は2点。
- 空海生誕の地は善通寺ではなく、母方の仏母院である
- 現代に伝わる自彊術は空海の行っていたアーサナである
着想はおもしろいのですが、著者がもともと仏教の専門家でもなく、ヨガを学んでいるわけでもないためか、論拠に乏しく、憶測ばかりでトンデモ本に分類されるような内容。。そこもつきつめてくれればいいのですが、半分以上は普通の空海伝と密教史。
学術書ではなく、謎解き読み物としてどうぞ。
自彊術については、実際に体験してみるしかないですねー。
イラストなんかを見る限りでは、ウルドゥワ・ムカ・シュワーナ(上向きの犬)とかパスチモッターナ(前屈)とそっくりなポーズがあるみたいですよ。




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