道元禅師の生涯を描いた映画『禅 ZEN』を見てきました。
禅宗にはあまり詳しくなくて、坐禅をしたこともありませんが。。
禅は西洋でも"Zen"としてライフスタイルやデザイン様式の一つのように受け入れられています。
只管打坐。ただひたすら座る。このシンプルさが、いいんでしょうね。
この映画には、恋をしてしまうお坊さんがでてきます。
道元を尊敬する若きイケメン坊主俊了と、やはり道元に救われて仏門を目指す元遊女のおりん。
この二人のエピソードは全くのフィクションなんですが。。淡々とした道元の生涯に対して、揺れる一般人を代表するドラマチックな役回りとなっています。
おりんに欲情を感じ、道元に「色欲の鬼が棲みついてしまいました」と告白して寺を去る俊了。
お坊さんだって人間。異性との交流に心ときめくことぐらいあるだろうに。。まぁ、いきなり襲いかかったのはマズいけど。真面目すぎて抑圧が大きかったようで、なんだかかわいそうです。それに対して、人生の修羅場を経験してきたおりんの方が冷静で、愛が大きかった。
現代のお坊さんは普通に恋愛もするし結婚もする。
釈尊は在家の信者を認めていたのだから、仏教徒は恋愛禁止というわけじゃない。
禁止したら、誰もついてこないでしょうね。。
というぐらい人間にとって精神の糧となる恋愛ですが、もちろん修行僧がこれにうつつを抜かせば堕落にもつながりやすい。純粋に相手を想っていたはずが、いつのまにか執着している。執着すれば欲になる。
道元さんとはあんまり関係ないですが。。
お坊さんと恋の問題。興味深いです。



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