11月半ば、高野山へ登ってきました。
これで今年四度目、はからずも高野山の四季を見ることになりました。
といっても高野山の冬の訪れは下界より早く、長い。
すでに紅葉の季節も終わりにさしかかり、ところどころに鮮やかな赤を残すのみ。
それでも、四度のうちでも最も観光客でにぎわい、華やかに見えました。
高野山は、弘法大師空海の開いた真言宗の総本山。山の上の仏教都市。
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部にもなっています。
高野山にはホテルがありません。
宿坊といって、お寺の中に留めていただきます。
私は決まって普門院というお寺にお世話になっています。
ここには珍しく、リゾート地のような洋室の特別室があります。宿坊としてはお高めですが、軟弱な都会者の山への一人旅、唯一ほっとくつろげる場所なのです。
お料理はもちろん精進ですが、品数も多く手が込んでいて、おいしくて満腹になるくらい。
檜風呂で旅の疲れを癒したら、お部屋で写経をすることも。
朝は早くからお勤めに参加し、冷え込むお堂に正座して、住職の背中を見ながら理趣経を聞きます。きのうは作務衣姿でお風呂や食事の世話をしてくれた若い坊主さんたちも法衣を纏って現れると、その厳かな衣擦れの音にどきりとしてしまいます。
帰りにはいつもおみやげをいただきます。毎回違って、小さなお守りだっり腕輪念珠だったり。
優しい関西弁に送られ、心身ともにすっきりと洗われて、お山を後にするのでした。
今回は霊宝館を訪ね、素晴らしい深沙大将像に出会いました。そして、次回こそは学文路の刈萱堂に人魚のミイラを見に行きたい。。



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